日々糖質web_老化物質AGEsについて

血糖値・糖質制限食・糖尿病・ローカーボダイエット・糖化物資AGEs・アンチエイジングなどなど日常生活でよく耳にする「糖質」について知らないことばかりの私は、メカニズムや食事・食材などのいろいろな視点から知識や情報を集め勉強しています。

スペース画像
イメージふくろう

糖化物質AGEsは全身を老化させる!身体に蓄積されていきます。

今注目の有害物質

AGEs(終末糖化産物)と言う物質が、色々な病気や症状に深くかかわっていると言う事がわかってきました。これはタンパク質と糖の間で起こる反応で生成された物質です。このAGEsは、黄褐色をしています。

ブドウ糖がタンパク質に結合するときに時間と共に数回、ブドウ糖の構造が変わってより強固な結びつきで、しっかりと結合して離れなくなります。それが最終糖化生産物です。
この反応が通常と違うのは、酵素が反応に関与していないと言う事です。この反応をメイラード反応と言います。生体内でこの反応が確認されたのが、ヘモグロビンA1c(HbA1c、糖尿病診断でおなじみ)です。

健常者は ヘモグロビンA1cの割合は4~5%ですが、6.1%以上になると 糖尿病と診断されます。つまり血液内のブドウ糖が多ければ多いほど 高血糖になればなるほど、血液のヘモグロビンと結びついた AGEs(終末糖化産物)の一種であるヘモグロビンA1cの数値は高くなります。ですから血糖値を下げる事が、とても重要な健康のための要素なのです。

タンパク質の非酵素的糖化が元凶

私たちの体の中では、数千もの酵素が生きていくための化学反応を円滑に進めています。

デンプンのような炭水化物を食べれば、 アミラーゼとよばれる酵素が働いて最終的にはブドウ糖に分解されます。 これらの酵素による化学反応は生物にとって必要な反応です。
ところが体の中では、酵素によらない、つまり体にとって必要のない 反応がおきてしまうことがあり、AGEsの生成もそれなのです。

この反応がコラーゲンなどのタンパク質で進行すると、 コラーゲンとコラーゲンがくっついて、弾力がある柔軟さが失われてしまいます。弾力を失って様々の身体の部位で、悪影響をおよぼします。 コラーゲンや目の水晶体のタンパク質は入れ替るのがとても遅いので、 血管が傷んだり、皮膚では皺(しわ)がよったり、目では 白内障になったりと影響がでてきます。

高血糖状態が続くと、このAGEsが蓄積して、やがて合併症が現われる という仮説が有力です。体の中で酵素なしにタンパク質とブドウ糖が 結合して例えばコラーゲンとコラーゲンを結びつける反応に メイラード反応とよばれる反応があります。タンパク質やアミノ酸に ブドウ糖のような還元糖を加えて加熱すると褐色に変わります。

もう90年以上も前にこの現象を研究したのがフランスの化学者 マヤール(英語読みでメイラード)です。パンの皮がこんがりと 焼き上がるのも、「みそ」や「しょうゆ」が寝かすことで熟成する のも、このメイラード反応です。この反応はもともと食品化学で 研究されていたものです。

AGEsを蓄積することが、すなわち老いること。

高血糖を続けることもAGEsを蓄積することだと考えられるようになりました。食品を調理することも、タンパク質やアミノ酸に糖をまぜて 加熱する操作ですから、加工食品にはメイラード反応で 出来たAGEsがたくさん入っています。

食べたAGEsは昔は吸収されないと考えられていましたが、現在は体が吸収することが確認されています。糖尿病を発症した方は、体内でAGEsがどんどん作られ、食物からもAGEsを吸収して体内に取り込んで蓄積しているわけですから、これは恐ろしい事ではないですか。

食べ物に含まれるAGEsが体に蓄積する

肉やチーズを高温の炭火焼きや炙(あぶ)り焼、フライなどの調理法で食べると、心臓病や糖尿病、腎臓病などの命にかかわる病気のリスクが高まるという学説があります。

炭火焼きだけでなく、加工食品の高温殺菌や滅菌でもAGEsが生じるといわれています。

おいしそうな食品の色め、「茶系」がリスキーであるとはショックです。

排泄・ 調理法・ AGEsの減らし方

食品に含まれるAGEsがどの程度身体に吸収されるのか、10%程度と言う説があります。健康な人の腎臓なら食品のAGEsは排泄できるという意見もあります。

ただ、毒物AGEsの全てが解明されたわけでもなく、患者の血液中のAGEsを測ることもできず、高AGEs血症を治療する方法もありません。 まずやるべきことは食べ物のAGEsを少なくする調理法をしようという提案です。糖尿病者や高齢者はもともと血中AGEsレベルが高く、腎臓の排泄機能も低下していますから大いに参考にしましょう。 ※糖尿病患者の尿には健常者の10倍ものAGEsが出ているそうです。

水をたっぷりと使って、「蒸す、ゆでる、煮る」とAGEsが半減するそうです。 意外なことにビタミンB1がAGEsのレベルを下げるという発表があります。

抗加齢という視点で、NHKのためしてガッテンでも「老化物質AGE」として、取り上げられました。ご覧になってないかたは、リンク貼りましたのでこちらからどうぞ。
→アンチエイジングだ!肌ホネ血管一挙に若く保つ方法 2011年05月18日放送

朝日放送の「コミコミクリニック みんなの家庭の医学」でも取り上げられました。ますます注目度があがるでしょう。放送を見逃した方は、コチラのリンクから内容を確認できますよ。
血管・骨・肌・内臓を早く老化させる犯人が判明! 全身の老化を徹底予防スペシャル| 2012年05月29日放送

AGEsとは、advanced glycation end productsの略です。

AGEsの関連ページ

老化物質AGEが老け顔シワたるみ作る!ラーメン焼きそば洋菓子好きはやばい
本当に怖い!女性の敵「お肌を老けさせる物質」とは、終末糖化産物エージーイーといわれる有害物質です。身体のなかで徐々に蓄積していく物質は「作らない」ことしか対策はありません